本記事では、夏の大学時代に交際していた南雲水季と、現在交際3年になり、結婚も視野に入れている百瀬弥生。
ドラマを見進めていてわかったことは、二人は全く正反対の道を選び、そして根本的な性格も正反対です。
そんな二人が第6話では実はつながっていたことが明らかにされました。
水季が海を妊娠して検診に通っていた病院と、弥生がお腹の子をおろした病院が同じでした。
- 大学時代に妊娠し、産むことを決断して、生活と子どものために図書館勤務しながら育児に奮闘している南雲水季
- 社会人なりたてのときに妊娠し、自分のキャリアや生活のために中絶し、社会的地位を手に入れ、豊かな暮らしを実現できている百瀬弥生
色んな面で正反対の2人について、色々まとめてみました。
「海のはじまり」にでてくる南雲水季の死因についてはこちらの記事「「海のはじまり」南雲水季の死因とその病気とは?【子宮頸がん】」で詳しく考察&結論を記載しています。
水季と弥生、それぞれの妊娠に対する決断
南雲水季
当時大学生だった水季は夏とのこどもを妊娠し、夏に伝えたうえでサインしてもらった妊娠中絶の同意書を受診していた病院に提出し中絶を受ける予定でした。
水季は夏に伝える前は、念の為、妊娠中絶の同意書を用意はしていたけれど、産む気持ちのほうが強かったんだと思います。
だけど、
水季は、妊娠したことを伝えようと夏の家にいったときに、夏の机の上に就活関連の冊子などが並べられており、夏は「親に心配かけたくないから安定したところに就職したいんだ」と水季に伝えました。
「親に心配をかけたくない」こう聞いた水季は、なら、おろしたほうが夏のためだよねと思い、念の為用意していた妊娠中絶同意書に夏にサインさせたんだと思います。
百瀬弥生
弥生は社会人になったところで当時交際していた彼とのこどもを妊娠し、伝えたところ、弥生の当時の彼は「いつおろすの?」とおろす前提で話を進められました。
弥生の母親にも相談するが、「わたしは力になってあげられないよ、おろしな」と一方的に電話を切られます。
水季を弥生が通院していた産婦人科が同じだった
水季はこどもをおろす予定で産婦人科を受診していましたが、まだ決断がつかない状態で、「母子手帳をまだ見れていないから、この母子手帳を読んでから決めてもいいですか」と看護師さんに話していました。
水季は看護師さんとお話した後、受付カウンターの横にある、「意見ノート」が目に入り、手に取ります。
そこに書いていた、コメントをみて、水季はおろすことを辞めました。
母親に「産むことにした」と伝え、その場で夏にも「大事な人(お腹のこどものこと)ができた」と伝えて、夏の就職活動の邪魔をしないように別れを告げました。
妊娠9週で中絶しました。
強い罪悪感に襲われています。
彼がああしてくれたら、母がこう言ってくれたら、と罪悪感を他人のせいにしてしまい、そんな自分にまた落ち込みます。
まるで自分が望んだように振る舞っていただけで、実際は他人に全てを委ねていました。
人に与えられたものを欲しかったものだと思い込むのが私は得意すぎました。
後悔とは少し違う。でも同じ状況の人に同じ気持ちになって欲しくありません。他人に優しくなり過ぎず物分かりのいい人間を演じず、ちょっとずるをしてでも、自分で決めてください。
どちらを選択しても、それはあなたの幸せのためです。あなたの幸せを願います。
意見ノートに書いていたこのコメントは、実は、百瀬弥生が中絶をした後に書いています。
水季はこのコメントをみて、「自分がどうしたいか」で考え、心が揺らいで最終的には産むことを決断しました。
まさか意見ノートを通じて二人が繋がっていたとは驚きました。
百瀬弥生が中絶をしたのは妊娠9週。水季が中絶を考えて産婦人科に受診していたのも妊娠9週〜10週あたりだと予想されるので2人の妊娠時期は大体同じです。
(母子手帳を貰いに行くのがだいたい9週あたり。中絶のための受診時点で母子手帳を持っていたのでだいたい週数は9週〜10週あたりではないかと予想。)
なので、百瀬弥生が、
「自分の妊娠したこどもがもし生きていたら海ちゃんぐらいの子」
と言っていたのも頷けます。
正反対!ドラマからわかる水季と弥生の性格の違い
南雲水季
- 自由奔放というのがぴったりな性格。
- 自分で決めたことは何でもやり通す
- 先々決めてこうだからと引っ張っていくタイプ(悪く言えば、周りを乱し混乱させる)
- でもたまに弱みを見せて人間らしいところもある
百瀬弥生
- 人のことを考えすぎる性格
- 人のことを尊重しすぎて自分を苦しめてるときもある
- だけど、はっきり言うときは言う
- 母親との関係性が気になるところ…
このように正反対の二人との交際経験がある夏、第7話では津野くんにも突っ込まれていましたね。
「水季と真逆の性格した人といまは付き合ってる」
最後に
夏の大学時代の交際相手「南雲水季」と、社会人である現在の交際相手「百瀬弥生」はそれぞれ対照的な性格と、人生を歩んでいたので、気になって2人にフォーカスを当ててまとめてみました。
現在第7話まで進んでおり、残り数話となっておりますが、まだまだ見ごたえのあるドラマなので大変楽しみです。
南雲水季の死因についてはこちらの記事「「海のはじまり」南雲水季の死因とその病気とは?【子宮頸がん】」で考察しています。