「海のはじまり」というドラマに登場する南雲水季の死因について詳しく知りたい方のために、彼女がどのような病気を患っていたのか、どのように発見されたのか、そして亡くなるまでの経緯について解説します。
まず初めに、海のはじまり南雲水季という人物のドラマ上での時系列で起こった出来事は下記の通り。
- 水季は大学時代の恋人、月岡夏との間に子供を妊娠
- 妊娠を確認するために病院を訪れた際の妊娠検診で何らかの病気が発覚したのではないか
- 水季は子供を産むことを決意し、夏には別れを告げ一人で出産と育児を行う決心
- 第5話で南雲水季の死因(病気)は「子宮頸がん」であることがわかった
- 第6話で、子宮頸がんであるのは、出産後子育てに奮闘しているときに発覚し、気づいたときには手遅れだった
彼女の選択は、恋人の夏や周囲の人々に大きな影響を与えました。
この記事では、ドラマの脚本家である生方美久さんが描いた水季のキャラクターの意図やメッセージ、そして彼女の選択がどのように物語に影響を与えたのかを考察します。
また、水季の死因に関する視聴者の反応や、物語の中での表現についても詳しく触れていきます。
南雲水季の死因:子宮系のがん
第5話でわかった!
南雲水季の死因は、子宮頸がんです。
第6話でわかった!
子宮頸がんが発見されたのは、出産後、育児に奮闘しているときだったことが明らかにされました。気づいたときにはもう手遅れだったそうです。
第7話でわかった!
子宮頸がんが発見されて、水季が母親に「わたし、もう駄目なんだって」と病気を報告し、海のことをよろしくねとお願いしているシーンがありました。
① 病気の発見経緯
彼女は妊娠の疑いを感じ、病院を訪れた際に行われた検査で、子宮頸がんなどのがんが発見されたのではと考察されています。
どういう流れで発見されたのかは、これからの第6話以降でわかるのではないでしょうか
② 妊娠とがんの診断
水季の病気は子宮頸がんだったので、
妊娠初期の検査で、発見されたのではと推測されます。
妊娠すると、その時点での異常がないかをチェックするため、「初期検査」として血液型、血糖値、各種感染症検査(B型肝炎など)と合わせ、子宮頸がん検査(細胞診)も実施します1)。
妊娠中に子宮頸がんが見つかった場合の治療や赤ちゃんへの影響は?
水季の死因に関する考察
水季の死因について、さらに深く考察します。
① 原作と脚本家の意図
「海のはじまり」は原作のないオリジナルストーリーであり、脚本家の生方美久さんが描く親子の愛がテーマです。生方さんのインタビューから、ドラマに込められた意図やメッセージが明らかになっています。
生方美久さんはインタビューで、以下のように語っています。
また、生方さんは水季のキャラクターについても詳細に語っています。
さらに、生方さんは視聴者に向けて、以下のようなメッセージを伝えています。
インタビュー内容からも分かるように、脚本家の生方美久さんは「海のはじまり」を通じて、親子の愛や人間関係の深さ、そして自己犠牲の重要性を描こうとしています。水季の死因とその背景にある物語は、視聴者に強いメッセージを伝えるための重要な要素となっています。
② ドラマ内の表現と視聴者の反応
ドラマ「海のはじまり」での南雲水季のキャラクターは、深い愛情と強い意志を持った女性として描かれています。その死因や病気の進行、そして彼女の選択は、物語の重要な要素として視聴者に強い印象を与えています。
ドラマ内の表現
水季の病気については、ドラマの中で断片的に明らかにされていきます。第1話では、彼女が妊娠と同時に子宮頸がんの診断を受けたのではと予想されます。視聴者は、彼女がこの困難な状況にどう対処するのかを見守ることとなります。
また、彼女が夏に対して妊娠のことを隠し、一人で出産を決意するシーンは、視聴者に対して彼女の強さと孤独感を強く印象付けます。水季の選択は、彼女自身の人生だけでなく、周囲の人々の人生にも大きな影響を与えるものであり、物語の中で大きな転機となります。
視聴者の反応
視聴者の反応はSNSやブログなどで活発に議論されており、水季の選択や行動に対して多くの共感や疑問が寄せられています。特に、彼女が病気と戦いながらも母親としての役割を全うしようとする姿に、多くの視聴者が感動を覚えました。
一方で、水季が夏に対して妊娠と病気を隠し、一人で全てを抱え込んだことについては、賛否両論があります。彼女の選択を理解し支持する意見もあれば、もっと早く打ち明けていれば異なる結果になったのではないかという意見も見受けられます。
視聴者の中には、水季の行動を自己犠牲と捉え、彼女の強さを称賛する声も多くあります。彼女が最後まで母親としての責任を果たし、子供の未来を考えて行動した姿は、多くの人々にとって感動的なエピソードとして心に残ります。
「海(こども)の考えや意見、行動を尊重してほしい」
と母親に伝えています。
また、脚本家の生方美久さんが描く水季のキャラクターは、視聴者に家族や愛する人々との絆の大切さを再認識させるものであり、多くの視聴者が自身の家族や人間関係について考えさせられるきっかけとなりました。
ドラマ「海のはじまり」は、水季の選択とその影響を通じて、親子の愛や自己犠牲の深さを描いた作品であり、そのメッセージは多くの視聴者の心に響いています。
③ 水季の選択とその影響
南雲水季の選択とその影響について、時系列で詳しく見ていきます。
1. 妊娠の発覚と病気の診断
- 南雲水季は、大学時代に恋人である月岡夏との間に子供を妊娠します。
- 妊娠の疑いを持った水季は、産婦人科を受診しました。
- そこで、妊娠が確認されると同時に、子宮頸がんの診断を受けたのではと予想されます。
2. 夏との別れ
水季は、夏に妊娠の事実を伝えるとともに、中絶同意書にサインを求めました。
しかし、彼女は心の中で出産を決意しており、この同意書も一つの迷いを示すものだったのでは?という考察もあります。
最終的に、水季は夏に迷惑をかけまいと考え、一方的に別れを告げました。
3. 出産を選択する決意
水季はこどもを産む選択をしましたが、恋人の夏に迷惑をかけたくないという思いから、一人で抱えることにしました。手にした母子手帳を眺めながら、恋人である夏に別れを電話で告げています。
デートの思い出である海のシーンが度々出てきて、そのシーンが関係するのでしょう。
電話が終わった後に、母子手帳の子の名前欄に「海」と記入していました。
娘の「海」という名前は産まれる前にもう決まっていたんですね。
4. 出産と育児
水季は、家族や友人の支えを受けながら、娘の海を無事に出産し、育児に奮闘していきます。
図書館で働きながら、図書館の近くのアパートで娘の海と2人で暮らしていました。
図書館メンバーにはよく頼って助けられて生きてきたのではないかと予想されます。
この期間、彼女は自分の体調と戦いながらも、海のために最善を尽くす日々を送りました。(寝転びながら海と会話するシーンがあったため、育児と同時にすでに体調は悪かったのではと考察されています。)
【まとめ】水季の死因は子宮頸がんだった可能性が高い
今回のこの「海のはじまり」というドラマは同じ監督が作り上げた「silent」と同様、伏線がいろいろなところに散りばめられては回収されていっての繰り返しのように感じます。
この伏線はここで回収なんだ!と思っても、また違うところに伏線が張られたり…
と、色々と考察するのが楽しいですね◎
本記事では、水季の死因は下記のとおりではないかと考察します。
水季の死因は子宮系の病気で、妊娠初期の検診でわかったのではと考察されていましたが、第6話で海が大きくなってからがんが発見され、手遅れの状態だったということがわかりました。
こどもを産むことを夏に打ち明けると、夏の「安定に就職して親には心配かけたくない」という願望を叶えてあげられなくなるので泣く泣く別れを告げたのではないでしょうか。
第7話では大きくなった海を連れて大学時代に夏が住んでいた(今も住んでいる)家に連れて行っていたシーンもありました。
夏と現在交際している弥生さんが家から出てきたので会わせることなく去っていきました。
水季が子宮頸がんであることを母親に打ち明け、職場である図書館のメンバーにも病気のことは打ち明けており水季が発作で苦しむ姿も放送されていました。
津野さんにもはっきり「頼るね」と伝えており、全面的に助けていてもらっていたのでしょう。
これからは、
- 水季が病気と海、この2つとどのように向き合っていくのか
- 夏と弥生さんは海を引き取って育てていくのか
次の話が楽しみですね✨